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高校受験で役立つ「未来を切り開く学力シリーズ」とは |
「未来を切り開く学力シリーズ」は中学数学を「学ぶ順序」にこだわって作られた教材です。
中学校のカリキュラムでは内容の繋がった分野を中学1年、2年、3年で細切れに覚えていきますが、 このシリーズでは関連した分野は一つの単元で一気にやり終えられるように構成されています。 学年の枠を超えて、中学数学を最も効率的に習得できる順序で学んでいきます。 全4冊のシリーズで構成され、算数段階の基礎から高校入試の上位校レベルまで最短コースで学べます。 『小河式プリント(中学数学基礎篇)』を1冊目に使います。 この問題集は前半では小学校段階の算数の「つまずきやすい単元」で構成されています。 平均的な公立中学1年生は本書からはじめます。 詳しいやり方も載っているのでその通りにやってください。 後半は一次方程式を3回ずつやることで身に付けていきます。 中学数学基本レベルではこの問題集が断トツで完成度が高いです。 2冊目、3冊目は『中学数学発展篇 方程式と関数』と『中学数学発展篇 図形』を使います。 中学2年で数学の評定が4以上の生徒はこの2冊からはじめます。 このシリーズでは、新しい単元を解説する時に、以前に学んだどの単元を復習しておくべきかを「復習チェック」 で確認できるようにしています。分からなかったら前の段階に戻ることを繰り返すことで、 中学数学を効率的に学んでいくことができます。 4冊目は『中学数学発展篇 入試対策』を使います。 高校入試で頻出する問題を1問1問じっくりと掘り下げて学習していきます。 前半の「総仕上げ編」は、学ぶ順序を考えて前2冊ではあえて触れなかった「作図」「確率」「文章題」を学びます。 後半の「入試実践編」は公立入試の難問(差のつく4割)で構成されています。 複数の分野にまたがる融合問題、図形の発展問題、動点や数列の問題を通じて、 いくつかの数学の手段を組み合わせて問題を解く力を身につけます。 このシリーズは「先取り学習」を推奨しています。 1冊目は1ヶ月、2冊目は2ヶ月、3冊目は2ヶ月、4冊目は1ヶ月半で完成。 やる気と平均以上の学力のある中学生は「6ヶ月半」で中学数学を公立入試レベルまで持っていけます。 数学は元々、独学に向いている教科なので無理ではありません。 公立中学のカリキュラムは遅く、入試直前の2月の時点でまだ「二次関数」の範囲をやっている学校があるのです。 これでは十分な入試対策の時間が取れません。 公立中学では中1数学の基本的な計算を1年もかけて学ぶのにも関わらず、 中3数学はいくらでも応用問題が作れる単元をたった10ヶ月で学ばなければなりません。 最低限、12月までには中学数学の単元を全て終わらせる必要があります。 |