高校受験の内申点対策


公立入試では内申点の存在が大きい
公立入試では内申点の配分が高く、内申点対策は極めて重要です。
高校入試の内申点の付け方は、地域によって違います。
例えば、岐阜県は中学1年から内申点がつきますが、愛知県は中学3年からの内申点のみが高校入試で使われます。
高校入試に関わる内申点は中学3年の2学期には内申がほとんど決まってしまいます。早めの対策を心がけましょう。
高校受験の内申点は主に「定期テスト」「実力テスト」「提出物」などによって点数が決められます。
公立入試において内申点を軽んじると、志望校の受験に相当響きます。定期テスト対策はもちろん万全にやりますが、提出物の期限を守るなど、日頃の行動から内申点対策を意識していきます。

全教科共通の内申点対策
まず校則違反は絶対にしないこと。掃除はきちんと真面目にやります。学級委員、生徒会役員、委員長には積極的に立候補すること。周りの先生に大きなアピールができて評価が上がります。

自分の苦手科目や相性の悪い先生の教科係をやってプラスの印象を与えるようにします。

先生に質問にいって解説してもらいます。お礼を必ずいいましょう。積極的に質問しにきます。先生と良い交流をすることが大事です。 職員室に質問しにいくと先生も他の先生に対して自慢になり喜ばれます。

先生に対して受験の相談を積極的にすることは内申点対策に役立ちます。もしあなたの志望校が今の内申点では少し届かない場合、相談した先生が内申点を少し配慮してくれる可能性があるからです。

実技4教科の内申点対策
・家庭科
提出期限を守ることが高く評価されます。 「自分はこんなにうまく作品を作ったんだ」と思うと、提出期限を守らないぐらいで点数が悪くなるとは実感しにくいかもしれません。しかし、点数は確実に落ちるので注意してください。
もう一つ差がつくところは実習後の「感想文」です。必ず具体的で丁寧な内容を書きましょう。こういった感想文はいい加減にして提出してしまう中学生が多い中、あなただけがしっかりとした内容の感想文を提出すれば差がつきます。

・技術
技術の作品を作るために、先生からアドバイスをもらうこと。打算的ですが、先生のアドバイス通りに作って、先生好みの作品を作ります。 最後には「先生のおかげで、良い作品ができました。家で使います。」

・音楽
音楽の内申点UPは難しい。やる気があるところを見せていきましょう。 まず内申点UPに強く関係するのが「合唱コンクールで指揮者を志願すること」です。これはほぼ確実に内申点がアップします。 リコーダーはスラスラ吹けるようになるまで十分に練習してください。音楽のペーパーテストは苦手な中学生が多いですがあきらめないように。覚えればできるところは最低限覚えてください。 また、音楽のペーパーテストの勉強で分からない部分は適切な問題集がないため、音楽のできるクラスメイトに直接教えてもらうのが一番です。

・保健・体育
体育係になりましょう。保健のテストは点数が稼ぎやすいのでサボらずに勉強すること。

・美術
打算的ですが「なにを描けばいいですか?」と質問して、先生好みのモノを描くこと。
テストでは、美術の作品名などを覚えることに苦労するはずです。良い「ゴロ合わせ」を考えながらテストの日にはちゃんと覚えるようにしてください。 また、どの教科にもいえますが授業中に「テストに出す」と言われたページがあれば、そのページをすぐにチェックしてテストの日には完璧に覚えておきます。


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